BLOGブログ
BLOG

八丁堀の居酒屋のブログ・・サンマの不漁その5

2019/10/08

サンマの不漁が深刻だ。

 一方で、地球規模の気候変動が「不漁」に関係
しているとの見方もある。


10年ごろから北海道の道東沖に暖かい海水の塊が
発生し、冷たい海水を好むサンマが日本から遠い
海域を回遊するようになったと指摘されている。


また、10~20年周期で変化する海水温の影響で、
サンマが豊漁の時はマイワシが不漁になり、
マイワシが豊漁の時はサンマが不漁になるという
「レジームシフト」が起きているとの説もある。


本格的な流通が始まった東京都の豊洲市場では、
9月第2週のサンマの入荷量は、前年同期に
比べて半減した。

 

宮城県でも8月の入荷は前年比7割減だった。


今年は海水温の上昇によって、プランクトンと、
それを追う魚群が平年以上に北方海域へ移った。


サンマ漁の関係者は、海水温の下がる冬場にかけ、
サンマの魚群が日本沿岸へ来遊することに
期待を寄せる。
 

 同機構国際水産資源研究所の冨士泰期研究員は
「海水温などの気候条件がサンマにとって不利に
なってきていることは確かだ」と語るが、詳細は
分かっていない。同機構は、北太平洋の調査結果
から、9月下旬以降、日本近海に来るサンマは増加
すると予想するが、漁期全体を通じた来遊量は
前年を下回る見通しだ。 


 北太平洋のサンマ漁に来年から初めて漁獲枠を
設けることになった。

 

日本や中国、台湾など8カ国・地域が7月18日、
合意した。


日本はサンマの不漁が続いており、規制導入を
歓迎している。


しかし、漁獲枠は当初案から大幅に上積みされ、
各国・地域別の漁獲枠の議論は来年に持ち
越された。


「秋の味覚」サンマの資源管理には課題が
山積している。 


 今回の合意で、北太平洋の来年1年間の
サンマ漁の上限は55・6万トンとなった。

 

これは日本など8カ国・地域でつくる「北太平洋
漁業委員会(NPFC)」の2018年の漁獲実績
約44万トン)を大きく上回る。


日本は当初45万トンを提案したが、譲歩した形だ。

記者会見した水産庁幹部は「まだまだ不満が
残るが、まず合意しないと進まない」と述べた。