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八丁堀の居酒屋のブログ・・サンマの不漁その2

2019/10/04

サンマの不漁が深刻だ。


 9月5日の夜明け前、集魚灯を照らしたサンマ漁船が
1隻、また1隻と漁場から花咲港に戻って来た。

この日、水揚げされたサンマは計15隻の235トン。
連日1000トン前後が水揚げされる「最盛期」のはず
だが、8月26日の約472トンが最高で、低水準が続く。


同港の解禁から約1カ月の累計は約1547トンで、戦後
2番目の不漁となった一昨年(約5692トン)の3割にも
満たない。 


 「少しは脂肪がついてきたけど、漁場まで遠く、
魚群が少ない」。


花咲港で5日に最多の30トン余りのサンマを水揚げ
した宮城県気仙沼市の漁船「第8千代(ちよ)丸」
(199トン)の浅野正二漁労長(58)がため息を
ついた。


操業海域から約50時間もかけて港に戻ってきたと
いう。 


 午前7時の競りで、第8千代丸のサンマは1キロ
1048円の最高値をつけた。


昨年同時期は1キロ200円前後だったといい、
浅野さんにとっては
「びっくりするぐらいの高値」だ。

だが、燃料代は「いつもの2倍」もかさみ、
漁獲量が少ないため、大半の船が赤字覚悟の
出漁となっている。 

 

 17日には根室・納沙布(のさっぷ)岬の東
約610キロの洋上で転覆した漁船が見つかった。

北海道大樹漁協所属のサンマ漁船「第65慶栄丸」
とみられ、乗組員8人の安否は不明だ。


600キロ以上離れた海域は日帰りできず、同漁協
の幹部は「沿岸海域にサンマがおらず、遠くまで
行かざるを得ない」と話し、8人を気遣った。 

 
道東沖のサンマ漁は1980年代の中盤以降、豊漁が
続いた。


沿岸近くに魚群があり、日帰り操業は当たり前
だったが、10年ごろから魚群が沿岸海域から
遠ざかる「異変」が起き始めたという。

以来、漁獲量は減る一方なのに、コストとリスク
は増え続けている。