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八丁堀の牛タン居酒屋のブログ・・たばこその2

2019/03/22

たばこを吸うことがカッコよかった時代は終わった・・その2

 

たばこが「悪影響」とされなかった時代


ここまで多くの喫煙者を生み出していた理由としては、
「タバコは健康に悪影響」という情報が一般に知られて
いなかったこともある。

 

健康先進国だったアメリカですら、公衆衛生局がタバコの
危険性を訴えた「喫煙と健康に関するリポート」を最初に
出したのは1964(昭和39)年のことだ。

 

そして、どこでもタバコが吸えたという社会環境も、喫煙者率が
高かった要因であろう。

 

タバコを吸うことに対して、ほとんど後ろめたいことなどなかった
のだ(ひと昔前の海外旅行ガイドブックには、海外でタバコを
吸うときには、周りの人に「吸っていいか」と尋ねようと書いてあった。
それだけ日本では喫煙時に周囲を気にしなかったと言える)。


2019年には東海道・山陽新幹線の旧型700系が引退することから、
喫煙車両を全廃することになりそうだが、新幹線が開業した
1964(昭和39)年当時は全車が喫煙車両だった。

 


非喫煙者や子どもが乗っているなか、窓を開けられない新幹線の
車内は、モクモクと煙っていた(新幹線に初の禁煙車が設定された
のは1976年のこと。しかも自由席車に1両のみ)。

 


また、東海道本線や山陽本線といったJR(1987年以前は国鉄)の
中距離電車では、向かい合わせのボックス席の肘置きに灰皿が
ついていて、一部区間を除きタバコが吸えた。

 

中・長距離列車だけでなく、いちおう禁煙ではあったが、 
通勤電車であっても車内で喫煙する人はいた。